不登校や引きこもりで朝起きられない子供は叱らずに起立性調節障害を疑うべき!

不登校や引きこもりで朝起きられない子供が増えています。

特に小学生の高学年から中学の高学年あたりの子供に多く

朝起きられないけど夜になると普通に元気が出る・・・・

なら明日は学校にいけるね!

翌朝も布団から出られずそのまま昼過ぎまで・・・・・

この状態をみてまず学校をさぼっているとか・・・・・

学校で何かあったのだろうか?

普通はそう考えてもおかしくありませんが突然何かのきっかけで

不登校やひきこもりをはじめたならお子さんに聞いてもらいたいことが

あります。

朝、頭痛、吐き気や立ちくらみ、体がだるい、動悸や夜寝つけないなど

もともと低血圧のお子さんも含みます。

幾つかあてはまることがあれば起立性調節障害(OD)の可能性があります

朝早く起きなさいとか夜あれだけ元気なのに朝になるとなんでそうなるの?

ということを繰り返すと引きこもりや不登校になってしまうかもしれません

本人は普通に学校に行きたいと思っていても体がいうことをきかない状態です

なので親から言われると本人はかなりつらいと思います。

起立性調整障害という病は発見がなかなか難しい病で朝起きられないだけで

夜は元気が戻るためさぼっているとか怠けていると思われて医者にみてもらおう

という発想に至らないことがほとんどでこのことがきっかけとなり

不登校や引きこもりになるケースがあります。

では医者に診てもらうにはどの科を受診すればいいかというと小児科です

中学生、高校生でも小児科です。

なぜ心療内科や精神科ではないのかというと起立性調整障害(OD)の知識が

最もあるのが小児科の医師だからです。

心療内科医や精神科医だと専門的にうつ病精神疾患が関連した病名になり薬も当然

そうなります。

順序とすれば小児科→心療内科→精神科の順番がいいかと思います。

なぜここまでこだわるのかと申しますと私の息子が起立性調整障害(OD)に中学2年

生の春に患い不登校になってしまった経験があるからです。

あの時、もう少し話を聞いてあげていたら・・・・

医者にかかる順番を間違えなかったら・・・・

後悔がいつも心の片隅につきまといます。

起立性調整障害(OD)は小学生の高学年から中学高学年が最も注意する時期で

真面目な性格の子供がかかる割合が高いとも言われています。

中学生の高学年で小児科の受診は本人にとってかなりの抵抗があることは想像がつくと思いますが起立性調整障害(OD)を疑うならお子さんのためにもそうしてください。

現在、息子は高校3年生になり徐々にではありますが学校に行けるようになっています

起立性調整障害(OD)を患って長い期間、朝起きられないことが続き体内時計が

完全に狂ってしまっている状態を何とかしなければと思いいろいろなことを試しました

がどれもうまくいかず・・・・・ストレスばかりが溜まる一方で叱ることはできません

から八方ふさがりの状態でした。

そんな時に同じ起立性調整障害(OD)の子を持つ方にすすめられた体内時計を

元に戻すいい目覚まし時計があると聞き購入しました。

音ではなく光で起こすという目覚まし時計です

本人も体調がいい時に試したいということでさっそく試しました・・・・・

1日目は2度寝することがなく少し時間がかかりましたが起きられたことで

しばらく使ってみました。

結果から申しますと使ってよかったと思います。

購入したときはすすめられて使っていただけでしたのでなぜ光の目覚ましがいいのかと

いうことよりも今の現状から早く抜け出したいという気持ちだけでしたから詳しく

内容をわかって使ってませんでした。

自力で朝起きられるようになったころ本人に音で起きるのと光で起きる目覚ましのどこ

が違うのと尋ねると今まで使っていた音が鳴る目覚ましだと音が鳴ったらすぐ起きなけ

ればという気持ちが先に立ってなかなか寝付きも悪く、音が鳴っていることはわかって

いても体がいうことを聞かないストレスで辛かったと言います。

光の目覚ましでは自然に朝が来たことを知らせてくれるのでストレスが少なく自然と

起きられそうだと思えるようになっていきました

続けることで体内時計も正常な状態に近づいてきたのだと思います。

雨戸をあけっぱなしにして太陽の光が朝自然に差し込むようにしたこともありましたが

夏と冬では日の出時間が異なりますし、雨の日はお手上げでしたのであきらめました

そして徐々にですが自分の力で朝起きられるようになり会話も増えてきました。

今でも学校に行かないのかということは一言も言っていません。

今の状態をすべて受け入れて本人のペースで徐々に前に進んでいかなければ

結果よくなることはないと思っています。

起立性調整障害(OD)という病を治すのは非常に時間がかかる病ですが同時に

体内時計も狂ってしまうとさらに大変です。

ストレスが少ない光で自然と起こす目覚ましで昼夜逆転しない予防はできると思います

のでぜひ試してみてください。

不登校、ひきこもりの子供に光で起きる目覚まし時計!